機器企業の経営診断
マニー
独創技術を武器に世界で存在感 保有特許権数は442件に
2019年11月1日号
マニーの19年8月期業績は売上高が183億2700万円、前期比▲8.8%、営業利益は58億6500万円、15.5%増だった。純利益が61億100万円、61.8%と急増したのは、コーポレートガバナンスコードの政策投資保有株式縮減の要請に沿って、朝日インテック株式の売却益27億5000万円を特別利益に計上したためだ。
減収は15年3月に買収した歯科修復材の独シュッツ・デンタル(SD)を18年7月に売却した特殊事情が影響したもので、実質は増収増益だった。SD分の18年8月期売上高30億2300万円を除外すると同期売上高は170億2900万円。これと比較すると、19年8月期は7.6%の増収になる。
15年にSDを買収したのは直販体制による顧客資産に注目するとともに、歯科修復材のトップ企業であったことから、デンタル事業の補完を狙った。だが、主力品が仕入れ品のため、グループ内では極端に収益性が低...
マニーの19年8月期業績は売上高が183億2700万円、前期比▲8.8%、営業利益は58億6500万円、15.5%増だった。純利益が61億100万円、61.8%と急増したのは、コーポレートガバナンスコードの政策投資保有株式縮減の要請に沿って、朝日インテック株式の売却益27億5000万円を特別利益に計上したためだ。
減収は15年3月に買収した歯科修復材の独シュッツ・デンタル(SD)を18年7月に売却した特殊事情が影響したもので、実質は増収増益だった。SD分の18年8月期売上高30億2300万円を除外すると同期売上高は170億2900万円。これと比較すると、19年8月期は7.6%の増収になる。
15年にSDを買収したのは直販体制による顧客資産に注目するとともに、歯科修復材のトップ企業であったことから、デンタル事業の補完を狙った。だが、主力品が仕入れ品のため、グループ内では極端に収益性が低い
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