賛否両論
日薬専務理事
剛腕官僚の登場に戦々恐々!?
2019年11月1日号
日本薬剤師会の専務理事ポストは「スポークスマン」として矢面に立ち、「番頭役」として会務運営を担う重要なポジションだ。医薬分業が加速度的に進展した90年代前半から厚生労働省の薬系技官が担ってきた。 一方で12年、当時の児玉孝会長はこのポストに民間企業からの人材を登用。現任の専務はメーカー出身だ。薬系技官が採用されなかった背景には、日薬側が求めた「人物」と厚労省側の「意向」が噛み合わなかったためとされる。しかし、すでに8年を数え、政権が山本信夫会長に移っても体制に変更はなかった。 そこへ、久しぶりの薬系技官の登場となったわけだ。前監視指導・麻薬対策課長の磯部総一郎氏が10月15日付で「会長付」として着任し、来年6月の総会で正式に専務理事に就く予定だ。 磯部氏と言えば、薬価や調剤報酬改定を担当する薬剤管理官を異例の2期4年務めた経歴を持つ。薬剤管理官は...
日本薬剤師会の専務理事ポストは「スポークスマン」として矢面に立ち、「番頭役」として会務運営を担う重要なポジションだ。医薬分業が加速度的に進展した90年代前半から厚生労働省の薬系技官が担ってきた。 一方で12年、当時の児玉孝会長はこのポストに民間企業からの人材を登用。現任の専務はメーカー出身だ。薬系技官が採用されなかった背景には、日薬側が求めた「人物」と厚労省側の「意向」が噛み合わなかったためとされる。しかし、すでに8年を数え、政権が山本信夫会長に移っても体制に変更はなかった。 そこへ、久しぶりの薬系技官の登場となったわけだ。前監視指導・麻薬対策課長の磯部総一郎氏が10月15日付で「会長付」として着任し、来年6月の総会で正式に専務理事に就く予定だ。 磯部氏と言えば、薬価や調剤報酬改定を担当する薬剤管理官を異例の2期4年務めた経歴を持つ。薬剤管理官は、そ
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