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「お産休止施設が続発」

2019年11月15日号

 この15年間で1033もの産科施設が姿を消している。残った数が2273と聞けば尋常ではない。しかもこの減少傾向は現在も続いている。 この状況が続けば国家課題である少子化改善どころではない。どんな原因があってのことかすこぶる気になるが、直接的には産科医の不足が挙げられている。その理由はというと〝激務過ぎて身が持たない〟がある。 お産の現場はとにかく忙しい。当直や呼び出しが多く、段突長時間労働の象徴科だ。休日といえども心身の休まる暇のないのが産科医の宿命だ。 今でこそ労働基準監督署の指導で大幅に改善されたが、ついこの間まで32時間連続勤務が長期間続いていた。日勤・夜勤・日勤という殺人的勤務を何とかこなし、世界トップの周産期医療を堅持してきた。 いつまでこの名誉を維持できるか。改善案は医師を基幹病院に集約させることとあるが早期に実施させてほしい。 (やっ...  この15年間で1033もの産科施設が姿を消している。残った数が2273と聞けば尋常ではない。しかもこの減少傾向は現在も続いている。 この状況が続けば国家課題である少子化改善どころではない。どんな原因があってのことかすこぶる気になるが、直接的には産科医の不足が挙げられている。その理由はというと〝激務過ぎて身が持たない〟がある。 お産の現場はとにかく忙しい。当直や呼び出しが多く、段突長時間労働の象徴科だ。休日といえども心身の休まる暇のないのが産科医の宿命だ。 今でこそ労働基準監督署の指導で大幅に改善されたが、ついこの間まで32時間連続勤務が長期間続いていた。日勤・夜勤・日勤という殺人的勤務を何とかこなし、世界トップの周産期医療を堅持してきた。 いつまでこの名誉を維持できるか。改善案は医師を基幹病院に集約させることとあるが早期に実施させてほしい。 (やっと

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