医薬経済オンライン

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まさかの禁止薬物混入で揺れる後発品企業

ドーピング問題でレスリング選手が提訴

2019年11月15日号

 沢井製薬が後発品の普及を図るために、テレビコマーシャルを流すようになって今年で15年になる。04年4月に俳優の高橋英樹氏を起用し、テレビCMを放映。効果は抜群で、後発品は「ジェネリック」と言い換えられ、医師や患者のイメージがアップした。品質や安定供給を不安視され、「ゾロ」などと邪険な呼ばれ方をされていた時代が嘘のようである。  このようなイメージアップは、8月に制作された新CMで、高橋氏が「変わらない思いで品質にこだわってきました」と述べるように、まさに後発品業界のリーディングカンパニーである沢井製薬の努力に依るところが大きい。しかし、そのような高い品質を売り文句にしてきた「サワイジェネリック」のイメージを覆すような訴訟が、10月に提起された。しかも、原告は20年開催の東京オリンピック(五輪)で代表をめざすアスリートというから穏やかではな...  沢井製薬が後発品の普及を図るために、テレビコマーシャルを流すようになって今年で15年になる。04年4月に俳優の高橋英樹氏を起用し、テレビCMを放映。効果は抜群で、後発品は「ジェネリック」と言い換えられ、医師や患者のイメージがアップした。品質や安定供給を不安視され、「ゾロ」などと邪険な呼ばれ方をされていた時代が嘘のようである。  このようなイメージアップは、8月に制作された新CMで、高橋氏が「変わらない思いで品質にこだわってきました」と述べるように、まさに後発品業界のリーディングカンパニーである沢井製薬の努力に依るところが大きい。しかし、そのような高い品質を売り文句にしてきた「サワイジェネリック」のイメージを覆すような訴訟が、10月に提起された。しかも、原告は20年開催の東京オリンピック(五輪)で代表をめざすアスリートというから穏やかではない

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