医薬経済オンライン

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手詰まり感が充満する後発品促進策

進まない自治体が「汚名返上競争」

2019年11月15日号

 東京23区で後発品の使用割合が最も低いのはどこか――。  調剤レセプトデータを基にした厚生労働省の公表資料から、18年度末(19年3月)の市区町村別使用割合を拾うと、それは新宿区(66.1%)であることが判明した。  60%台にとどまるのは、新宿区のほか、渋谷区(67.2%)、中央区(67.6%)、杉並区(67.6%)、目黒区(68.4%)、世田谷区(68.7%)、文京区(68.8%)、千代田区(69.0%)、中野区(69.8%)の9区。反対に、全国平均の77.7%を上回っているのは、江戸川区(78.3%)と足立区(78.1%)の2区だけだ。  大病院が林立する都心部や高級住宅街を抱える山の手で低く、東側をはじめ下町と呼ばれる周辺部で高い傾向が見て取れる。最低の新宿区と最高の江戸川区の間には、10ポイント以上の差(12.2ポイント)が存在している。  6月の...  東京23区で後発品の使用割合が最も低いのはどこか――。  調剤レセプトデータを基にした厚生労働省の公表資料から、18年度末(19年3月)の市区町村別使用割合を拾うと、それは新宿区(66.1%)であることが判明した。  60%台にとどまるのは、新宿区のほか、渋谷区(67.2%)、中央区(67.6%)、杉並区(67.6%)、目黒区(68.4%)、世田谷区(68.7%)、文京区(68.8%)、千代田区(69.0%)、中野区(69.8%)の9区。反対に、全国平均の77.7%を上回っているのは、江戸川区(78.3%)と足立区(78.1%)の2区だけだ。  大病院が林立する都心部や高級住宅街を抱える山の手で低く、東側をはじめ下町と呼ばれる周辺部で高い傾向が見て取れる。最低の新宿区と最高の江戸川区の間には、10ポイント以上の差(12.2ポイント)が存在している。  6月の「東

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