存在感示す調剤チェーンの“ゆるい”選挙活動
斜陽の「ゆるキャラGP」と薬業界
2019年11月15日号
熊本県の「くまモン」、滋賀県彦根市の「ひこにゃん」、千葉県船橋市の「ふなっしー」――。
「ご当地キャラクター」もとい「ゆるキャラ」は社会現象とも言える人気を経て、キャラクタービジネス好きな日本人の間ではすっかり浸透した存在となった。今や日本国内のどこへ行っても、観光案内には何らかのキャラクターが添えられていることだろう。
19年も、恒例行事となった日本一のゆるキャラを決める人気投票イベント「ゆるキャラグランプリ(GP)」が8月から10月にかけて開催された。11月2日と3日には長野県で決選投票が行われ、地元長野県のリンゴをかぶった熊のキャラクター「アルクマ」が、ご当地部門のグランプリを勝ち取った。
こうしたゆるキャラブームの波は、薬業界にも押し寄せ、調剤薬局や製薬企業は相次いでゆるキャラを製作。今年のGPにも、薬局...
熊本県の「くまモン」、滋賀県彦根市の「ひこにゃん」、千葉県船橋市の「ふなっしー」――。
「ご当地キャラクター」もとい「ゆるキャラ」は社会現象とも言える人気を経て、キャラクタービジネス好きな日本人の間ではすっかり浸透した存在となった。今や日本国内のどこへ行っても、観光案内には何らかのキャラクターが添えられていることだろう。
19年も、恒例行事となった日本一のゆるキャラを決める人気投票イベント「ゆるキャラグランプリ(GP)」が8月から10月にかけて開催された。11月2日と3日には長野県で決選投票が行われ、地元長野県のリンゴをかぶった熊のキャラクター「アルクマ」が、ご当地部門のグランプリを勝ち取った。
こうしたゆるキャラブームの波は、薬業界にも押し寄せ、調剤薬局や製薬企業は相次いでゆるキャラを製作。今年のGPにも、薬局や製
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