経済記事の読み方
立て続けに日本を襲う大型災害
「予測困難」で頭抱える保険業界
2019年11月15日号
来年以降、各種の損害保険の値上げが相次ぐ予定である。18年に発生した集中豪雨や台風、地震などの自然災害により、損保各社で災害対応の準備金が不足したためだ。今年は9月、10月に台風が毎週のように上陸して全国各地で被害が出た。これを受けてさらに21年にも追加の値上げが予測されている。損害保険の値上げラッシュに拍車がかかり、家計に重くのしかかりそうだ。
今回は台風などの自然災害と損害保険会社の関係について考えてみる。
自然災害を前に、人間は無力である。立ち向かうといっても住まいを建てる際に、河川が近くにないとか、崖下のような場所を避けるか、地盤の固そうなところを選ぶなどの対応に気を配るのが関の山。河川が氾濫して無残にも住居が流される映像が流れたが、どこに新居を構えるかは予算の兼ね合いもある。そうなると、現実的な対応は、せい...
来年以降、各種の損害保険の値上げが相次ぐ予定である。18年に発生した集中豪雨や台風、地震などの自然災害により、損保各社で災害対応の準備金が不足したためだ。今年は9月、10月に台風が毎週のように上陸して全国各地で被害が出た。これを受けてさらに21年にも追加の値上げが予測されている。損害保険の値上げラッシュに拍車がかかり、家計に重くのしかかりそうだ。
今回は台風などの自然災害と損害保険会社の関係について考えてみる。
自然災害を前に、人間は無力である。立ち向かうといっても住まいを建てる際に、河川が近くにないとか、崖下のような場所を避けるか、地盤の固そうなところを選ぶなどの対応に気を配るのが関の山。河川が氾濫して無残にも住居が流される映像が流れたが、どこに新居を構えるかは予算の兼ね合いもある。そうなると、現実的な対応は、せいぜ
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録