医薬経済オンライン

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「落とされた」新薬創出加算候補品

20年度薬価制度改革へ残る論点

2019年12月1日号

 厚生労働省が20年度薬価制度改革に向けて、中央社会保険医療協議会・薬価専門部会で論点整理案を示す前の話だ。政府・与党関係者によると、新たに新薬創出・適応外薬解消等促進加算の品目要件に追加する項目には、以下の3つが並べられていた。 「先駆け審査指定制度の対象品目」 「革新性・有用性のある効能追加品目」 「多剤耐性菌の治療薬」  ところが、11月22日に公表された論点整理案では書きぶりが変化した。要件追加が提案されたのは「先駆け品目」「薬剤耐性菌の治療薬」の2つ。残るひとつについては次のような文言が盛り込まれた。 「効能追加を行ったもののうち、革新性・有用性を有するものを評価することについては、新薬収載時とまったく同じ基準とすべきでないこと(A)、新薬創出加算対象品目を比較薬とする場合の薬価算...  厚生労働省が20年度薬価制度改革に向けて、中央社会保険医療協議会・薬価専門部会で論点整理案を示す前の話だ。政府・与党関係者によると、新たに新薬創出・適応外薬解消等促進加算の品目要件に追加する項目には、以下の3つが並べられていた。 「先駆け審査指定制度の対象品目」 「革新性・有用性のある効能追加品目」 「多剤耐性菌の治療薬」  ところが、11月22日に公表された論点整理案では書きぶりが変化した。要件追加が提案されたのは「先駆け品目」「薬剤耐性菌の治療薬」の2つ。残るひとつについては次のような文言が盛り込まれた。 「効能追加を行ったもののうち、革新性・有用性を有するものを評価することについては、新薬収載時とまったく同じ基準とすべきでないこと(A)、新薬創出加算対象品目を比較薬とする場合の薬価算定の

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