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MR活動実態調査Report

新薬収載後3ヵ月のDTLで見る期待値

第157回 新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析

株式会社A・M・C 代表取締役社長 薬剤師 三上彰貴子

2019年12月1日号

 著者が時々関わっている薬局では、門前の医師が新薬をすぐに使うので、発売直後に箱や錠剤を目にすることができる。ただ、最近は新薬が発売されてもMRが薬局に訪問しないことも多く、MSから発売や製品特性を聞いたり、処方が出てからメーカーに問い合わせることもある。新薬は領域によってMR–DTL(ディテール=D)のリソース配分に差があるのは重々承知だが、昔を知っている者としては電話ではなく、対面で情報共有したいと感じる時もある。 そこで今回は、直近1年の医師への新薬のDTL状況を分析したので紹介する。用いたのは、薬価収載の月を含む3ヵ月間のMR–DTLデータで病院と診療所を合算したものである。薬価収載時期は、18年8月、11月、19年2月、5月で、主な薬剤をピックアップして収載時期ごとにD数順としている(18年8月分は収載が29日のため9〜11月の3ヵ月とした)。また、インパクトディテー...  著者が時々関わっている薬局では、門前の医師が新薬をすぐに使うので、発売直後に箱や錠剤を目にすることができる。ただ、最近は新薬が発売されてもMRが薬局に訪問しないことも多く、MSから発売や製品特性を聞いたり、処方が出てからメーカーに問い合わせることもある。新薬は領域によってMR–DTL(ディテール=D)のリソース配分に差があるのは重々承知だが、昔を知っている者としては電話ではなく、対面で情報共有したいと感じる時もある。 そこで今回は、直近1年の医師への新薬のDTL状況を分析したので紹介する。用いたのは、薬価収載の月を含む3ヵ月間のMR–DTLデータで病院と診療所を合算したものである。薬価収載時期は、18年8月、11月、19年2月、5月で、主な薬剤をピックアップして収載時期ごとにD数順としている(18年8月分は収載が29日のため9〜11月の3ヵ月とした)。また、インパクトディテール

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