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2019年12月1日号

欧州で世界初のエボラウイルス感染症ワクチン承認 世界初のエボラウイルス感染症予防ワクチンが承認された。米メルクが申請していた「アービーボ」はエボラウイルスザイール種への有効性が確認され、11月11日に欧州委員会が承認した。その2日後にはWHO(世界保健機関)が、十分な安全性、有効性が確認されたとして、アービーボを初のエボラ予防用ワクチンとして事前認証すると発表。アービーボは、感染ハイリスクの地域や人々への使用が可能となった。 WHOのテドロス・アダノム事務局長はワクチンの認証について「歴史的一歩」と位置付け、さらに「わずか5年前にはワクチンも治療薬もなかったが、現在は認証済みのワクチンとすでに臨床試験が進行中の治験薬が複数ある。エボラは予防可能、治療可能な疾患となる」とコメントした。WHOはエボラウイルス感染者の死亡率は25〜90%と推計している。 アービ... 欧州で世界初のエボラウイルス感染症ワクチン承認 世界初のエボラウイルス感染症予防ワクチンが承認された。米メルクが申請していた「アービーボ」はエボラウイルスザイール種への有効性が確認され、11月11日に欧州委員会が承認した。その2日後にはWHO(世界保健機関)が、十分な安全性、有効性が確認されたとして、アービーボを初のエボラ予防用ワクチンとして事前認証すると発表。アービーボは、感染ハイリスクの地域や人々への使用が可能となった。 WHOのテドロス・アダノム事務局長はワクチンの認証について「歴史的一歩」と位置付け、さらに「わずか5年前にはワクチンも治療薬もなかったが、現在は認証済みのワクチンとすでに臨床試験が進行中の治験薬が複数ある。エボラは予防可能、治療可能な疾患となる」とコメントした。WHOはエボラウイルス感染者の死亡率は25〜90%と推計している。 アービー

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