平時医療体制の破綻に備える〜電光石火こそ最良の有事医療〜
海水による車両炎上の危険
第89回
愛知医科大学 非常勤講師 照井資規
2019年12月1日号
10月に東日本各地に甚大な被害をもたらした台風19号(12日)、21号(25日)の影響で亡くなった計103人のうち、水害の犠牲者は72人に上った。その約70%に相当する50人が屋外で被災しており、さらにそのうちの60%に該当する30人は車での移動中だった。このため、「車中死」と報じられた(毎日新聞19年11月11日付)。
その報道によれば、車中死した人のなかで、判明している主な行動の内訳は、帰宅途中が7人、避難中が7人、仕事・作業中が3人、外の様子を見に行くが2人だったという。
10月に東日本各地に甚大な被害をもたらした台風19号(12日)、21号(25日)の影響で亡くなった計103人のうち、水害の犠牲者は72人に上った。その約70%に相当する50人が屋外で被災しており、さらにそのうちの60%に該当する30人は車での移動中だった。このため、「車中死」と報じられた(毎日新聞19年11月11日付)。
その報道によれば、車中死した人のなかで、判明している主な行動の内訳は、帰宅途中が7人、避難中が7人、仕事・作業中が3人、外の様子を見に行くが2人だったという。
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