医薬経済オンライン

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機器企業の経営診断

メディキット

血管・血液関連製品で成長続く 安全性の追求で強みを発揮

2019年12月15日号

 メディキットは医療機器企業として着実に成長している。血管・血液に関連する医療機器に特化、独自技術を武器にした製品力を強みとする。製品は人工透析類、静脈留置針類、アンギオ類の微細技術が重要な3事業領域に集中している。いずれの領域もニーズに対応した優れた製品を開発、シェア拡大を実現している。73年に人工透析用留置針の製造を目的に設立し、この事業を原点に76年に静脈留置針、86年にアンギオに事業を拡大してきた。創業から半世紀に満たないが留置針分野では世界に知られる企業だ。  人工透析類は透析用留置針を主製品とする。人工透析は留置針、血液回路、ダイアライザーの3点で行う。留置針なくして透析はできない。人工透析患者数は17年末で33万4000人、患者数は年々1~2%のペースで増加しており、需要も着実に高まっている。15年に新製品の安全透析用留置針「ハッピ...  メディキットは医療機器企業として着実に成長している。血管・血液に関連する医療機器に特化、独自技術を武器にした製品力を強みとする。製品は人工透析類、静脈留置針類、アンギオ類の微細技術が重要な3事業領域に集中している。いずれの領域もニーズに対応した優れた製品を開発、シェア拡大を実現している。73年に人工透析用留置針の製造を目的に設立し、この事業を原点に76年に静脈留置針、86年にアンギオに事業を拡大してきた。創業から半世紀に満たないが留置針分野では世界に知られる企業だ。  人工透析類は透析用留置針を主製品とする。人工透析は留置針、血液回路、ダイアライザーの3点で行う。留置針なくして透析はできない。人工透析患者数は17年末で33万4000人、患者数は年々1~2%のペースで増加しており、需要も着実に高まっている。15年に新製品の安全透析用留置針「ハッピー

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