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経済記事の読み方

青息吐息の銀行、かんぽの大罪

19年の金融業界は問題続出

2019年12月15日号

 今年の金融業界は、消費税増税と銀行収益に派生した出来事が目を引いた。  10月に実施された消費税増税は、国が助成するポイント還元制度でキャッシュレス決済が増えると見込んだ業者がスマートフォン決済に参入、競うようにサービスを始めた。ソフトバンクグループ(SBG)系の「ペイペイ」は18年12月からインターネットなどで大々的にキャンペーンを展開した。通信業者であり携帯電話販売企業でもあるSBGにとって、1粒で3度おいしいビジネスだ。  スマホ決済狂騒曲のなかで大失態を演じたのがセブン&アイ・ホールディングス。7月に取り扱いを開始したセブン︱イレブンの「セブンペイ」は、不正アクセスが発生してIDやパスワードなど大量の個人情報が流出。わずか1ヵ月でサービス廃止になった。  セブンアイHDは、インターネットと実店舗を融合したオムニチャ...  今年の金融業界は、消費税増税と銀行収益に派生した出来事が目を引いた。  10月に実施された消費税増税は、国が助成するポイント還元制度でキャッシュレス決済が増えると見込んだ業者がスマートフォン決済に参入、競うようにサービスを始めた。ソフトバンクグループ(SBG)系の「ペイペイ」は18年12月からインターネットなどで大々的にキャンペーンを展開した。通信業者であり携帯電話販売企業でもあるSBGにとって、1粒で3度おいしいビジネスだ。  スマホ決済狂騒曲のなかで大失態を演じたのがセブン&アイ・ホールディングス。7月に取り扱いを開始したセブン︱イレブンの「セブンペイ」は、不正アクセスが発生してIDやパスワードなど大量の個人情報が流出。わずか1ヵ月でサービス廃止になった。  セブンアイHDは、インターネットと実店舗を融合したオムニチャネ

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