変革期迎えた中国医薬品業界
上場企業の研究開発費
第32回 日本にとって脅威となる水準か
シード・プランニング 沈友敏
2019年12月15日号
総務省がまとめた「科学技術研究調査報告」によると、17年の日本の「医薬品製造業」の研究開発費は前年より1137億円(8.4%)増の1兆4653億円で、売上高に対する研究開発費の比率(研究開発費率)は11.1%だった。中国の4.3%と比べ、6.8ポイントも高い。中国企業の研究開発費率がいかに少ないかがうかがえる。
今回は中国の医薬品企業の研究開発費について紹介してみたい。
これから述べる企業の実績は上海・深圳証券取引所に上場している「生物製剤」というカテゴリーに属する各企業の18年「年度報告書」(日本の有価証券報告書)をもとに集計したものだ。
上場医薬品企業(集計152社)の18年度の総売上高は11兆1213億円(1元=15.5円で換算)。前年度と比べ、125社が売上高プラスとなった一方、27社がマイナスで、全体の17.8%を占めている。
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総務省がまとめた「科学技術研究調査報告」によると、17年の日本の「医薬品製造業」の研究開発費は前年より1137億円(8.4%)増の1兆4653億円で、売上高に対する研究開発費の比率(研究開発費率)は11.1%だった。中国の4.3%と比べ、6.8ポイントも高い。中国企業の研究開発費率がいかに少ないかがうかがえる。
今回は中国の医薬品企業の研究開発費について紹介してみたい。
これから述べる企業の実績は上海・深圳証券取引所に上場している「生物製剤」というカテゴリーに属する各企業の18年「年度報告書」(日本の有価証券報告書)をもとに集計したものだ。
上場医薬品企業(集計152社)の18年度の総売上高は11兆1213億円(1元=15.5円で換算)。前年度と比べ、125社が売上高プラスとなった一方、27社がマイナスで、全体の17.8%を占めている。
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