医薬経済オンライン

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法規制「一歩手前」の医薬品流通

厚労省が先行する「酒類」を研究、談合疑惑で卸は「まな板の鯉」

2020年1月1日号

 一丸となって医療用医薬品の流通改善に邁進してきた卸業界に、暗雲が垂れ込むキッカケとなった大手卸4社の入札談合疑惑。公正取引委員会の強制調査が進行中で、「禊」が終わらないため、新年を寿ぐムードは一切ない。  一方、「流通改善ガイドライン」の後ろ盾を得た卸が、意気軒高として取り組んできた流通改善に対しては、渋々歩調を合わせてきたメーカー、医療機関、調剤薬局関係者の間で、白けムードが漂う。それは、厚生労働省主導の流通改善ガイドラインが、強制力があるのかないのか、曖昧模糊であることに起因しているのかもしれない。  一丸となって医療用医薬品の流通改善に邁進してきた卸業界に、暗雲が垂れ込むキッカケとなった大手卸4社の入札談合疑惑。公正取引委員会の強制調査が進行中で、「禊」が終わらないため、新年を寿ぐムードは一切ない。  一方、「流通改善ガイドライン」の後ろ盾を得た卸が、意気軒高として取り組んできた流通改善に対しては、渋々歩調を合わせてきたメーカー、医療機関、調剤薬局関係者の間で、白けムードが漂う。それは、厚生労働省主導の流通改善ガイドラインが、強制力があるのかないのか、曖昧模糊であることに起因しているのかもしれない。

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