医薬経済オンライン

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東証市場改革はベンチャーに「光明」

追い風を生かして「人材育成」を

2020年1月1日号

 20年は創薬ベンチャーにとって多少なりとも明るい年になりそうである。東京証券取引所が市場改革のひとつとしてマザーズとジャスダック市場の上場廃止基準の見直しを進めているからだ。正確には金融庁の金融審議会が市場区分の再編や東証株価指数(トピックス)の見直しなどの市場改革を求めたのを受け、東証は具体的な制度設計に着手。その第1弾として「上場子会社のガバナンスの向上等に関する上場制度の整備について」と題する制度改革案を発表し、パブリックコメントを求めている。そのパブコメの2番目にマザーズとジャスダック市場での上場廃止基準の見直しが謳われているのである。  具体的にはマザーズとジャスダック・グロース市場では上場後、10年間の猶予期間(ジャスダックでは5年間)を過ぎたあとの営業年度で売上高が1億円未満、ジャスダックでは猶予期間後の5年間に営業黒...  20年は創薬ベンチャーにとって多少なりとも明るい年になりそうである。東京証券取引所が市場改革のひとつとしてマザーズとジャスダック市場の上場廃止基準の見直しを進めているからだ。正確には金融庁の金融審議会が市場区分の再編や東証株価指数(トピックス)の見直しなどの市場改革を求めたのを受け、東証は具体的な制度設計に着手。その第1弾として「上場子会社のガバナンスの向上等に関する上場制度の整備について」と題する制度改革案を発表し、パブリックコメントを求めている。そのパブコメの2番目にマザーズとジャスダック市場での上場廃止基準の見直しが謳われているのである。  具体的にはマザーズとジャスダック・グロース市場では上場後、10年間の猶予期間(ジャスダックでは5年間)を過ぎたあとの営業年度で売上高が1億円未満、ジャスダックでは猶予期間後の5年間に営業黒字に

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