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2020年1月1日号

がんポートフォリオの強化進める大手企業 利益率の高いがん治療薬の開発は依然として人気が高い。大手製薬企業による将来性のある新薬を含めたポートフォリオ、企業そのものの買収が相次いだ。とくに年末には2件の注目すべき買収劇があった。 仏サノフィは米シンソルックスを、総額25億ドルで買収し、がん免疫療法剤のパイプラインに新薬を加えることになる。 シンソルックスの開発品で最も治験が進んでいるのはインターロイキン‐2バリアント製品「THOR-707」で、複数の固形がんを対象に、単剤投与か免疫チェックポイント阻害剤との併用療法で実施している。シンソルックスはサイトカインプログラムも初期ステージ試験を進めている。 サノフィはシンソルックスの新薬が、PD-1、CD-38、エフェクターT細胞、ナチュラルキラー細胞調節分子などとの併用を含めて、将来的にがん免疫療法併用療法の基礎とな... がんポートフォリオの強化進める大手企業 利益率の高いがん治療薬の開発は依然として人気が高い。大手製薬企業による将来性のある新薬を含めたポートフォリオ、企業そのものの買収が相次いだ。とくに年末には2件の注目すべき買収劇があった。 仏サノフィは米シンソルックスを、総額25億ドルで買収し、がん免疫療法剤のパイプラインに新薬を加えることになる。 シンソルックスの開発品で最も治験が進んでいるのはインターロイキン‐2バリアント製品「THOR-707」で、複数の固形がんを対象に、単剤投与か免疫チェックポイント阻害剤との併用療法で実施している。シンソルックスはサイトカインプログラムも初期ステージ試験を進めている。 サノフィはシンソルックスの新薬が、PD-1、CD-38、エフェクターT細胞、ナチュラルキラー細胞調節分子などとの併用を含めて、将来的にがん免疫療法併用療法の基礎となる

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