看護学者から見た個別化医療とグローバリズム
コミュニケーションの本音と建前
第30回 大事なのはいかに相手の話を聞けるのか
大阪大学大学院医学系研究科/公益財団法人浅香山病院 山川みやえ
2020年1月1日号
もうこの連載も30回である。30回もネタがよくあるなと思うが、日本の医療制度のことだけでガンガン批判できるのでネタは尽きない。
私は評論家ではない。単に専門職が専門職でやるべきことをできさえすればいいのだが、制度で決められていることすらきちんと遂行できないので、教育的観点を自分自身にクリティカルに課すために、この連載がある。所詮、人のために働けない。自分のためにこの連載を活用するしかないのだ。
自分が何を考えているか、本質はどういう人間なのか、考えると恐ろしいが、それを試してみたくもあり、いつも当事者の前に立つ。昔、車を運転していて、横から来た自転車とぶつかったことがあった。サイドミラーが吹っ飛んだので、自転車の人はケガしているに違いないと思い、反射的に自転車に駆け寄った。自転車の人は無傷だがサイドミラーを壊した...
もうこの連載も30回である。30回もネタがよくあるなと思うが、日本の医療制度のことだけでガンガン批判できるのでネタは尽きない。
私は評論家ではない。単に専門職が専門職でやるべきことをできさえすればいいのだが、制度で決められていることすらきちんと遂行できないので、教育的観点を自分自身にクリティカルに課すために、この連載がある。所詮、人のために働けない。自分のためにこの連載を活用するしかないのだ。
自分が何を考えているか、本質はどういう人間なのか、考えると恐ろしいが、それを試してみたくもあり、いつも当事者の前に立つ。昔、車を運転していて、横から来た自転車とぶつかったことがあった。サイドミラーが吹っ飛んだので、自転車の人はケガしているに違いないと思い、反射的に自転車に駆け寄った。自転車の人は無傷だがサイドミラーを壊したと仕
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