医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

機器企業の経営診断

島津製作所

高度の基盤技術融合が武器に 製品に対する信頼性は高い

2020年1月1日号

 島津製作所には「計測機器」「医用機器」「産業機器」「航空機器」「その他」の5事業があるが、その売上高構成比は19年度上期実績で計測機器が60.8%、医用機器が18.7%、産業機器が10.5%、航空機器が8.1%だった。医用機器は構成比からすれば第2の事業だが、対外的にも医療機器メーカーとしての存在感が強い。  日本で最初に医療用X線装置を開発した事実もさることながら、X線撮影技術に加えて、質量分析技術、生体イメージング技術、光計測技術など自社開発のほかの基盤技術をも組み合わせて開発した医用機器・システムは画像診断装置を主力にして多岐にわたり、内外の医療現場で高く評価されている。  製品に対する信頼性の高さを示すのが19年に画像診断装置・診断機器市場調査機関の米IMVが実施した画像診断装置メーカーの顧客評価調査である。主要画像診断装置メーカ...  島津製作所には「計測機器」「医用機器」「産業機器」「航空機器」「その他」の5事業があるが、その売上高構成比は19年度上期実績で計測機器が60.8%、医用機器が18.7%、産業機器が10.5%、航空機器が8.1%だった。医用機器は構成比からすれば第2の事業だが、対外的にも医療機器メーカーとしての存在感が強い。  日本で最初に医療用X線装置を開発した事実もさることながら、X線撮影技術に加えて、質量分析技術、生体イメージング技術、光計測技術など自社開発のほかの基盤技術をも組み合わせて開発した医用機器・システムは画像診断装置を主力にして多岐にわたり、内外の医療現場で高く評価されている。  製品に対する信頼性の高さを示すのが19年に画像診断装置・診断機器市場調査機関の米IMVが実施した画像診断装置メーカーの顧客評価調査である。主要画像診断装置メーカー12

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence