医薬経済オンライン

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遠隔医療とドローンの薬配送も「柱」

内閣府が意気込む「スーパーシティ」の実現可能性

2020年1月15日号

 漫画家・手塚治虫氏の『鉄腕アトム』に描かれた未来社会のようになるのかもしれない。安倍晋三政権が掲げる地方創生の切り札として登場した「スーパーシティ」構想だ。移動、物流、支払い、医療と介護、教育、エネルギーと上下水道、環境、防犯、防災など10領域でAI(人工知能)とビッグデータを活用し、社会のあり方を根本から変える「未来都市」を建設しようという構想である。  しばらく前には「コンパクトシティ」が叫ばれた。富山市は各地の住居地域をライトレール(路面電車)で結ぶ〝串団子方式〟を編み出して成功した。一方、青森市では推進した第三セクターが多額の負債を抱えて市長が辞任、失敗例と言われている。現在も200を超える市が挑戦中だ。  続いて登場したのがデジタル化を駆使する「スマートシティ」構想だ。カナダのトロント市やアラブ首長国連邦(UAE...  漫画家・手塚治虫氏の『鉄腕アトム』に描かれた未来社会のようになるのかもしれない。安倍晋三政権が掲げる地方創生の切り札として登場した「スーパーシティ」構想だ。移動、物流、支払い、医療と介護、教育、エネルギーと上下水道、環境、防犯、防災など10領域でAI(人工知能)とビッグデータを活用し、社会のあり方を根本から変える「未来都市」を建設しようという構想である。  しばらく前には「コンパクトシティ」が叫ばれた。富山市は各地の住居地域をライトレール(路面電車)で結ぶ〝串団子方式〟を編み出して成功した。一方、青森市では推進した第三セクターが多額の負債を抱えて市長が辞任、失敗例と言われている。現在も200を超える市が挑戦中だ。  続いて登場したのがデジタル化を駆使する「スマートシティ」構想だ。カナダのトロント市やアラブ首長国連邦(UAE)の

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