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Pharmacoeconomics━療法の価値━

PFSの長さがCAR-T療法の獲得余命を決めるなら

第44回 治癒の医療の経済学(①②③④⑤⑥⑦❽⑨⑩)

2020年1月15日号

▽限られた臨床データで治癒の(可能性が見込める)療法を技術評価することは難しい ▽疾患進行がなかった期間(PFS)の長さで余命獲得を推計し、経済評価に反映するのはどうか? ▽成人B細胞リンパ腫のイエスカルタ、キムリアの2療法を対象に推計の精密化を試みている 【出典】 John K. Lin, et al., Cost effectiveness of chimeric antigen receptor T-cell therapy in multiply relapsed or refractory adult large B-cell lymphoma, J Clin Oncol. 2019年8月20日  成人の溶解大細胞型B細胞リンパ腫CAR-T細胞療法は1回の治療で治癒の可能性を示すが、判断のもとになる臨床試験は小規模かつ短期で、臨床的・経済的パフォーマンスに不確実さがつきまとう。  J.K.リン(スタンフォード大学)らの研究は、生存曲線推計モデルの立て方を見比べるのではなく(前号)... ▽限られた臨床データで治癒の(可能性が見込める)療法を技術評価することは難しい ▽疾患進行がなかった期間(PFS)の長さで余命獲得を推計し、経済評価に反映するのはどうか? ▽成人B細胞リンパ腫のイエスカルタ、キムリアの2療法を対象に推計の精密化を試みている 【出典】 John K. Lin, et al., Cost effectiveness of chimeric antigen receptor T-cell therapy in multiply relapsed or refractory adult large B-cell lymphoma, J Clin Oncol. 2019年8月20日  成人の溶解大細胞型B細胞リンパ腫CAR-T細胞療法は1回の治療で治癒の可能性を示すが、判断のもとになる臨床試験は小規模かつ短期で、臨床的・経済的パフォーマンスに不確実さがつきまとう。  J.K.リン(スタンフォード大学)らの研究は、生存曲線推計モデルの立て方を見比べるのではなく(前号)、

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