話題の焦点
「若者の『スマホ老眼』」
2020年2月1日号
久し振りに乗った電車は右も左も全員同じ姿勢、視線はスマートフォン。老人の私に席を譲ろうなんてまったく感じられない。 今、国民の間に大変心配されているのがスマホによる急激な視力低下。初期段階の手当てならともかく、放置していると悪化、手元が見えない、目がショボショボと20〜30歳代の若さで「スマホ老眼」が進行、手術の危険も。 文字が小さく、毛様体筋の筋肉疲労をを起こしやすく、ブルーライト刺激も負担が大きい。 そこでこれに対する手軽で有効な手段として「ガボールパッチ」なるものの活用が最近注目されている。もともとはノーベル賞受賞のガボール博士が考案、心理学で利用されていたものだが、視力回復効果が優れていて世界的ブームにまで発展している。 縞模様の微妙に異なる絵の中から同じものを選び出す作業で脳の視覚野を刺激する。目そのものではなく脳を鍛えて視力を...
久し振りに乗った電車は右も左も全員同じ姿勢、視線はスマートフォン。老人の私に席を譲ろうなんてまったく感じられない。 今、国民の間に大変心配されているのがスマホによる急激な視力低下。初期段階の手当てならともかく、放置していると悪化、手元が見えない、目がショボショボと20〜30歳代の若さで「スマホ老眼」が進行、手術の危険も。 文字が小さく、毛様体筋の筋肉疲労をを起こしやすく、ブルーライト刺激も負担が大きい。 そこでこれに対する手軽で有効な手段として「ガボールパッチ」なるものの活用が最近注目されている。もともとはノーベル賞受賞のガボール博士が考案、心理学で利用されていたものだが、視力回復効果が優れていて世界的ブームにまで発展している。 縞模様の微妙に異なる絵の中から同じものを選び出す作業で脳の視覚野を刺激する。目そのものではなく脳を鍛えて視力を改善
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