オンザスクリュー
宮内庁長官の西村泰彦次長が昇格
2020年2月1日号
宮内庁の新長官に西村泰彦・前次長(64)が19年12月17日付で昇格した。約1000人の職員をまとめるトップとして、皇位の安定的な継承といった皇室が抱える課題に真っ向から取り組む。就任会見では「皇室は日本の宝。お支えする立場として、微力ながら全力を尽くしたい」との意気込みを語った。 長官は定年の定めはないものの、70歳定年が慣例になっている。即位礼や大嘗祭など天皇陛下の即位に伴う一連の行事が終了したのを契機に山本信一郎・前長官(69)が勇退したことから、西村氏の昇格となった。また、新次長には元総務省審議官の池田憲治氏(58)が就いた。 山本前長官は12年6月に宮内庁次長に就任した。上皇さまが退位の意向が滲むビデオメッセージを公表された翌月の16年9月から長官を務めた。退任の会見では上皇さまについて「象徴の意義付けを、身をもってなされてきた」との見方を示し、「...
宮内庁の新長官に西村泰彦・前次長(64)が19年12月17日付で昇格した。約1000人の職員をまとめるトップとして、皇位の安定的な継承といった皇室が抱える課題に真っ向から取り組む。就任会見では「皇室は日本の宝。お支えする立場として、微力ながら全力を尽くしたい」との意気込みを語った。 長官は定年の定めはないものの、70歳定年が慣例になっている。即位礼や大嘗祭など天皇陛下の即位に伴う一連の行事が終了したのを契機に山本信一郎・前長官(69)が勇退したことから、西村氏の昇格となった。また、新次長には元総務省審議官の池田憲治氏(58)が就いた。 山本前長官は12年6月に宮内庁次長に就任した。上皇さまが退位の意向が滲むビデオメッセージを公表された翌月の16年9月から長官を務めた。退任の会見では上皇さまについて「象徴の意義付けを、身をもってなされてきた」との見方を示し、「退位
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録