医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

鳥集徹の口に苦い話〜媚びないジャーナリストの劇薬処方箋〜

消化管出血や腎不全が多い 「ロキソニン」注意喚起の徹底を

第103回

2020年2月1日号

 日頃の不摂生がバレて恥ずかしいのだが、昨年の6月、人生2度目の痛風発作に襲われた。 右足の小指の付け根が赤く腫れあがり、文字どおり風が吹いても痛いほどの激痛だ。小用を足そうにも、右足を床につけることができない。這ってトイレまで行き、壁の縁をつかんでなんとか片足で立ち、ようやく事をなした。とにかく四六時中痛く、仕事どころか、食事を摂る気にすらならない。夜中、隣で寝ている息子の足が当たって飛び起きる。初日から2日ほどは、そんな有り様だった。 それを救ってくれたのがロキソニンだった。ネットで検索したところ、痛風には「ロキソニン」や「ボルタレン」などNSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛薬)を高用量投与するとあった。それを見て、ネット通販でロキソニンを注文した。本来、医療機関に行くべきかもしれないが、とても外出できる状態ではなかったのだ。 到着後、すぐに...  日頃の不摂生がバレて恥ずかしいのだが、昨年の6月、人生2度目の痛風発作に襲われた。 右足の小指の付け根が赤く腫れあがり、文字どおり風が吹いても痛いほどの激痛だ。小用を足そうにも、右足を床につけることができない。這ってトイレまで行き、壁の縁をつかんでなんとか片足で立ち、ようやく事をなした。とにかく四六時中痛く、仕事どころか、食事を摂る気にすらならない。夜中、隣で寝ている息子の足が当たって飛び起きる。初日から2日ほどは、そんな有り様だった。 それを救ってくれたのがロキソニンだった。ネットで検索したところ、痛風には「ロキソニン」や「ボルタレン」などNSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛薬)を高用量投与するとあった。それを見て、ネット通販でロキソニンを注文した。本来、医療機関に行くべきかもしれないが、とても外出できる状態ではなかったのだ。 到着後、すぐにロ

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence