医薬経済オンライン

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残された時間は「少ない」専業中堅

加速する制度改革と後発品市場の行方(下)

2020年2月15日号

 20年度薬価制度改革が決まり、再算定の対象品目も固まった。各メーカーに新薬価も内示された。あとは3月5日とされる告示日を待つばかりである。  内示を受けた中堅メーカー関係者は「自分たちの予想とほぼ同じだった」と話す。大手もこの感想は変わらないようだ。再算定を受けたメーカーも「織り込み済み、という意見だった」(証券アナリスト)という。  一方、薬価制度改革は22年度が本番とされるなかで、薬価に詳しい関係者はこう指摘する。 「市場実勢価格と関係ない改定品目が多くなりすぎた。そこを薬剤費削減に使われそうで心配している」  それは対象品目が増え続ける再算定だけではないようだ。長期収載品から後発品に置き換えるためのG1・G2ルールも、これに該当するという。前回1月1日号では、G1・G2ルールの強化、加速によって後発品...  20年度薬価制度改革が決まり、再算定の対象品目も固まった。各メーカーに新薬価も内示された。あとは3月5日とされる告示日を待つばかりである。  内示を受けた中堅メーカー関係者は「自分たちの予想とほぼ同じだった」と話す。大手もこの感想は変わらないようだ。再算定を受けたメーカーも「織り込み済み、という意見だった」(証券アナリスト)という。  一方、薬価制度改革は22年度が本番とされるなかで、薬価に詳しい関係者はこう指摘する。 「市場実勢価格と関係ない改定品目が多くなりすぎた。そこを薬剤費削減に使われそうで心配している」  それは対象品目が増え続ける再算定だけではないようだ。長期収載品から後発品に置き換えるためのG1・G2ルールも、これに該当するという。前回1月1日号では、G1・G2ルールの強化、加速によって後発品より

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