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2020年2月15日号

アトピー性皮膚炎の新薬に「光明」 米インサイトは選択性JAK1/JAK2阻害剤「ルキソリチニブ」の治験で好結果を得たと発表した。同薬は、アトピー性皮膚炎に罹患した12歳以上の若年患者と成人患者を対象に実施した第Ⅲ相試験で主要評価項目を達成した。ルキソリチニブは局所用のクリーム剤で承認されればアトピー性皮膚炎治療用としては初の非ステロイド療法剤となる。 第Ⅲ相には、アトピー性皮膚炎と診断されてから少なくとも2年以上経過した12歳以上の618人が参加した。被験者はアトピーの重症度を評価するIGAスコアが2か3で、皮膚の炎症が身体の3%から20%でみられる患者が対象となった。ルキソリチニブ低用量もしくは高用量を1日2回塗布するグループと、非医療用クリームを塗布するグループに分けて比較。主要評価項目は治療開始後のIGAスコアの改善度で、プラセボに比べ低用量群、高用量群の双方で... アトピー性皮膚炎の新薬に「光明」 米インサイトは選択性JAK1/JAK2阻害剤「ルキソリチニブ」の治験で好結果を得たと発表した。同薬は、アトピー性皮膚炎に罹患した12歳以上の若年患者と成人患者を対象に実施した第Ⅲ相試験で主要評価項目を達成した。ルキソリチニブは局所用のクリーム剤で承認されればアトピー性皮膚炎治療用としては初の非ステロイド療法剤となる。 第Ⅲ相には、アトピー性皮膚炎と診断されてから少なくとも2年以上経過した12歳以上の618人が参加した。被験者はアトピーの重症度を評価するIGAスコアが2か3で、皮膚の炎症が身体の3%から20%でみられる患者が対象となった。ルキソリチニブ低用量もしくは高用量を1日2回塗布するグループと、非医療用クリームを塗布するグループに分けて比較。主要評価項目は治療開始後のIGAスコアの改善度で、プラセボに比べ低用量群、高用量群の双方で著

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