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眺望 医薬街道

特定保険医療材料の見直しを実施

近藤正觀

2020年2月15日号

 中央社会保険医療協議会は1月31日の総会で特定保険医療材料について、機能区分の見直し、供給困難で十分に償還されていない物の償還価格の見直し(値上げ)、外国価格参照制度に基づく再算定などを4月に実施することを了承した。特定医療材料は、機能区分ごとに保険償還価格を設定しているが、臨床上の利用実態を踏まえ、診療報酬改定に合わせて、機能区分の見直しが行われている。 人工腎臓用特定保険医療材料や、在宅血液透析用特定保険医療材料、「ダイアライザー」10種類などに関し、類似の機能分類であるとして合理化を行った。また、腹膜透析用カテーテルは肉厚補強構造を有するものを別の機能区分とし、体外循環用カニューレについては、ダブルルーメンカニューレを別の機能区分とする細分化も行った。 さらに、プラスティックカニューレ型静脈内拘置針、抗悪性腫瘍剤注入用冠動脈塞栓材など1...  中央社会保険医療協議会は1月31日の総会で特定保険医療材料について、機能区分の見直し、供給困難で十分に償還されていない物の償還価格の見直し(値上げ)、外国価格参照制度に基づく再算定などを4月に実施することを了承した。特定医療材料は、機能区分ごとに保険償還価格を設定しているが、臨床上の利用実態を踏まえ、診療報酬改定に合わせて、機能区分の見直しが行われている。 人工腎臓用特定保険医療材料や、在宅血液透析用特定保険医療材料、「ダイアライザー」10種類などに関し、類似の機能分類であるとして合理化を行った。また、腹膜透析用カテーテルは肉厚補強構造を有するものを別の機能区分とし、体外循環用カニューレについては、ダブルルーメンカニューレを別の機能区分とする細分化も行った。 さらに、プラスティックカニューレ型静脈内拘置針、抗悪性腫瘍剤注入用冠動脈塞栓材など11項

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