医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

AI創薬であえて問う「疑問」と「懸念」

大日本住友の取り組みは今後の道しるべとなるか

2020年3月1日号

 大日本住友製薬と英エクセンシアが、強迫性障害を適応とする「DSP1181」の第Ⅰ相試験を日本で開始した。人工知能(AI)を活用した世界初の臨床試験となる。大日本住友はセロトニン・ドパミン・ノルエピネフリンといったモノアミン神経伝達物質を内因性リガンドとするGタンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした創薬の経験をベースに、エクセンシアの独自のAI技術に熟練の創薬研究者を融合したCentaur Chemist人工知能プラットフォームを活用するという。 世界初に挑む   このAIシステムは、新規の化合物を自動的にデザイン、実際に合成し薬効評価すべき化合物に優先順位をつけ、臨床試験を可能とするプロファイルを持つ構造へと最適化するものだ。DSP1181は、探索研究期間の平均4.5年を大幅に下回る12ヵ月未満で見出した。  スタートアップ企業で...  大日本住友製薬と英エクセンシアが、強迫性障害を適応とする「DSP1181」の第Ⅰ相試験を日本で開始した。人工知能(AI)を活用した世界初の臨床試験となる。大日本住友はセロトニン・ドパミン・ノルエピネフリンといったモノアミン神経伝達物質を内因性リガンドとするGタンパク質共役受容体(GPCR)をターゲットとした創薬の経験をベースに、エクセンシアの独自のAI技術に熟練の創薬研究者を融合したCentaur Chemist人工知能プラットフォームを活用するという。 世界初に挑む   このAIシステムは、新規の化合物を自動的にデザイン、実際に合成し薬効評価すべき化合物に優先順位をつけ、臨床試験を可能とするプロファイルを持つ構造へと最適化するものだ。DSP1181は、探索研究期間の平均4.5年を大幅に下回る12ヵ月未満で見出した。  スタートアップ企業であ

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence