医薬経済オンライン

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読む医療ー医師が書いた本の斜め読みー

がん医療 未来阻む標準化

第140回

大西一幸

2020年3月1日号

がん消滅中村祐輔著講談社+α新書2019年9月刊  5年ほど前に定期健康診断で、便潜血検査結果が要精検となり、大腸内視鏡検査を受けた。その結果、ポリープが3つほどあると“診断”され、専門の除去手術を行う外科クリニックを紹介された。一般人である私が理解できないのは、要精検時の内視鏡検査と内視鏡手術をどうして分けなければならないのかということ。医師は唯我独尊だ。何の説明もしないで、「○月○日○時に××クリニックに行って、手術を受けて下さい」と一方的に宣言して終わり。聴きたいことありますか、とも言わない。  患者にしてみれば大腸がんだったら心配だし、良性であれ何であれポリープは取ったほうがいいだろうと思う。精検時の対応は腹が立ったが、指定されたとおり、繁華街にあるクリニックで内視鏡手術を受けた。このときのことは思い出... がん消滅中村祐輔著講談社+α新書2019年9月刊  5年ほど前に定期健康診断で、便潜血検査結果が要精検となり、大腸内視鏡検査を受けた。その結果、ポリープが3つほどあると“診断”され、専門の除去手術を行う外科クリニックを紹介された。一般人である私が理解できないのは、要精検時の内視鏡検査と内視鏡手術をどうして分けなければならないのかということ。医師は唯我独尊だ。何の説明もしないで、「○月○日○時に××クリニックに行って、手術を受けて下さい」と一方的に宣言して終わり。聴きたいことありますか、とも言わない。  患者にしてみれば大腸がんだったら心配だし、良性であれ何であれポリープは取ったほうがいいだろうと思う。精検時の対応は腹が立ったが、指定されたとおり、繁華街にあるクリニックで内視鏡手術を受けた。このときのことは思い出した

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