時流遡航
哲学の脇道遊行記 実践的思考法の裏を眺め楽しむ⑪
第11回 ─「日本一役に立たない教養講座」に関わって思うこと─
本田成親
2020年3月1日号
現代社会において「教養(リベラルアーツ)」というものの持つ意義について、以前に少しばかり述べさせてもらったことがありますが、最近のこと、市民相互の教養を深めるべく、東京府中市近辺の有志が中心になって「リベラルアーツの会」なるものが立ち上げられました。そして同会の主催で2ヵ月に1~2回くらいのペースで「日本一役に立たない教養講座」という、些か風変わりな自主講座が開催される運びになりました。
京王線府中駅前の市民活動センター・プラッツ会議室が会場で、収容人数にも限りがある小規模な公開講座なのですが、他地域にお住いの方でも自由に参加できるように配慮されています。たまたまその府中市に在住していることもあって、折々私もその講座の講師を務めさせられることになりました。今後それがいかなる展開を見せるようになるのかは、実際に講座の流れを展望...
現代社会において「教養(リベラルアーツ)」というものの持つ意義について、以前に少しばかり述べさせてもらったことがありますが、最近のこと、市民相互の教養を深めるべく、東京府中市近辺の有志が中心になって「リベラルアーツの会」なるものが立ち上げられました。そして同会の主催で2ヵ月に1~2回くらいのペースで「日本一役に立たない教養講座」という、些か風変わりな自主講座が開催される運びになりました。
京王線府中駅前の市民活動センター・プラッツ会議室が会場で、収容人数にも限りがある小規模な公開講座なのですが、他地域にお住いの方でも自由に参加できるように配慮されています。たまたまその府中市に在住していることもあって、折々私もその講座の講師を務めさせられることになりました。今後それがいかなる展開を見せるようになるのかは、実際に講座の流れを展望して
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