「現在進行中」子どもの身体危機
重篤疾患予備群の増加は日本の問題
2020年3月15日号
「5歳児を見ていると走れない子どもがあまりに多く衝撃を受けた。走る姿勢、足の動かし方がおかしい。将来を担う子どもが足に問題を抱えるのは、日本全体の問題」
大阪府泉大津市の南出賢一市長は園児が走る姿を見た際に驚いた。
泉大津市では市長肝いりの「あしゆびプロジェクト」が好評だ。そもそも高齢者の健康対策としてスタートしたが、強い危機感を持った市長はこれを子どもにも広げた。市内の公立幼稚園、保育所、認定こども園の4〜5歳児向けに足指や体幹の体操、足指で遊ぶパズルなどを取り入れている。
フットパズル遊びで足指を鍛える泉大津市の5歳児たち(同市提供)
この危機感は南出市長だけのものではない。医療関係者の多くが子どもの身体のさまざまな部分に危機感を持っていることがわかる。
プロジェク...
「5歳児を見ていると走れない子どもがあまりに多く衝撃を受けた。走る姿勢、足の動かし方がおかしい。将来を担う子どもが足に問題を抱えるのは、日本全体の問題」
大阪府泉大津市の南出賢一市長は園児が走る姿を見た際に驚いた。
泉大津市では市長肝いりの「あしゆびプロジェクト」が好評だ。そもそも高齢者の健康対策としてスタートしたが、強い危機感を持った市長はこれを子どもにも広げた。市内の公立幼稚園、保育所、認定こども園の4〜5歳児向けに足指や体幹の体操、足指で遊ぶパズルなどを取り入れている。
フットパズル遊びで足指を鍛える泉大津市の5歳児たち(同市提供)
この危機感は南出市長だけのものではない。医療関係者の多くが子どもの身体のさまざまな部分に危機感を持っていることがわかる。
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