医薬経済オンライン

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平時医療体制の破綻に備える〜電光石火こそ最良の有事医療〜

陸自隊員訓練事故死への疑問

第97回

愛知医科大学 非常勤講師 照井資規

2020年4月1日号

 新型コロナウイルス(SARS–CoV–2)の感染拡大による新型肺炎(COVID―19)の大流行が世界的規模で進行している。感染したならば肺の呼吸機能にダメージを受ける「肺炎」となることが、風邪や季節性インフルエンザに比して死亡率が高い要因である。  SARS–CoV–2を含め、ウイルスや細菌による気道感染は上気道への感染から始まる。特徴は、眼の粘膜から涙管を経由して鼻腔に至り上気道感染を引き起こすことだ。人の感染防御の機能として、眼や唾液にはウイルスや細菌を死滅させる酵素「リゾチーム」が存在しており、一般的には眼を介しての感染は少ない。そのため、マスクのみで感染防御をする医療従事者が多い。しかし、SARS–CoV–2は眼の防御機能を突破して上気道に取りつけるほど感染力が強いことが判明している。この特徴が、眼の感染防護をせずにCOVID―19発症者に濃厚接触した救急隊員や...  新型コロナウイルス(SARS–CoV–2)の感染拡大による新型肺炎(COVID―19)の大流行が世界的規模で進行している。感染したならば肺の呼吸機能にダメージを受ける「肺炎」となることが、風邪や季節性インフルエンザに比して死亡率が高い要因である。  SARS–CoV–2を含め、ウイルスや細菌による気道感染は上気道への感染から始まる。特徴は、眼の粘膜から涙管を経由して鼻腔に至り上気道感染を引き起こすことだ。人の感染防御の機能として、眼や唾液にはウイルスや細菌を死滅させる酵素「リゾチーム」が存在しており、一般的には眼を介しての感染は少ない。そのため、マスクのみで感染防御をする医療従事者が多い。しかし、SARS–CoV–2は眼の防御機能を突破して上気道に取りつけるほど感染力が強いことが判明している。この特徴が、眼の感染防護をせずにCOVID―19発症者に濃厚接触した救急隊員や医

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