医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

OBSERVER

辻仲病院柏の葉・便秘専門外来 前田孝文

2020年4月15日号

高齢男性の便秘症は深刻――辻仲病院柏の葉では排便機能障害・便秘外来を開設しています。新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言で外出制限が厳しくなりました。慢性便秘症患者への影響は大きいのではないですか。前田 外出制限、収入不安によるストレスで便秘症が悪化する患者は多くなるだろう。便秘外来を受診する人の平均年齢は60歳。女性が多いが、70歳以上になると男性の患者が逆転する。女性は20歳代から慢性便秘症と付き合っているケースが多いが、男性はこの疾患に慣れていない。自身が便秘症であることを認識しにくい。――便秘専門医は多くないと認識していますが。前田 一番新しい便秘症治療薬の「モビコール」をはじめ、近年は多くの新しい便秘治療薬が販売されている。これらの特徴を理解して適切に使用できる医師は少ない。便秘には専門医制度も資格もなく、最新の便秘治療を行うかどう... 高齢男性の便秘症は深刻――辻仲病院柏の葉では排便機能障害・便秘外来を開設しています。新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言で外出制限が厳しくなりました。慢性便秘症患者への影響は大きいのではないですか。前田 外出制限、収入不安によるストレスで便秘症が悪化する患者は多くなるだろう。便秘外来を受診する人の平均年齢は60歳。女性が多いが、70歳以上になると男性の患者が逆転する。女性は20歳代から慢性便秘症と付き合っているケースが多いが、男性はこの疾患に慣れていない。自身が便秘症であることを認識しにくい。――便秘専門医は多くないと認識していますが。前田 一番新しい便秘症治療薬の「モビコール」をはじめ、近年は多くの新しい便秘治療薬が販売されている。これらの特徴を理解して適切に使用できる医師は少ない。便秘には専門医制度も資格もなく、最新の便秘治療を行うかどうかは

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence