医薬経済オンライン

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Meijiの「主力」にインフルワクチン

血液内科領域で新製品開発にもチャレンジ

㈱薬新 井高恭彦

2020年4月15日号

 MeijiSeikaファルマの主力品別売上高を見ると、19年度は兄弟会社KMバイオロジクスの季節性インフルエンザワクチンが突出して高い。  ピーク時約200億円の売上げを誇った主力品、抗うつ薬「リフレックス」が18年に特許切れを迎え、同年12月、子会社大蔵製薬から後発品を出すという“奇策”を打ったが、他社の後発品参入の影響を抑えきれず19年度は120億円程度(前年度比▲約24%、後発品含む)まで落ち込む見通し。マイナス影響をカバーする統合失調症治療薬「シクレスト」は第3四半期(19年4~12月)段階で売上高が32億円、15.4%増、アレルギー性疾患治療薬「ビラノア」は38億円、32.7%増と大きく伸びているものの、通期計画進捗率はそれぞれ41.8%、42.5%で想定よりは遅い。一方、18年9月から販売を開始したKMバイオロジクスの季節性インフルエンザワクチンは好調だ。売上高は151億円で...  MeijiSeikaファルマの主力品別売上高を見ると、19年度は兄弟会社KMバイオロジクスの季節性インフルエンザワクチンが突出して高い。  ピーク時約200億円の売上げを誇った主力品、抗うつ薬「リフレックス」が18年に特許切れを迎え、同年12月、子会社大蔵製薬から後発品を出すという“奇策”を打ったが、他社の後発品参入の影響を抑えきれず19年度は120億円程度(前年度比▲約24%、後発品含む)まで落ち込む見通し。マイナス影響をカバーする統合失調症治療薬「シクレスト」は第3四半期(19年4~12月)段階で売上高が32億円、15.4%増、アレルギー性疾患治療薬「ビラノア」は38億円、32.7%増と大きく伸びているものの、通期計画進捗率はそれぞれ41.8%、42.5%で想定よりは遅い。一方、18年9月から販売を開始したKMバイオロジクスの季節性インフルエンザワクチンは好調だ。売上高は151億円で、す

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