医薬経済オンライン

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自治体間対立で混乱続く「関西コロナ禍」

政治的思惑を超えた大連携が必要 神戸市議会議員

元国会議員政策秘書 岡田裕二

2020年4月15日号

「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ!」  これは19年に公開され、大ヒットした映画『翔んで埼玉』のキャッチコピーだ。もともとは原作者の魔夜峰央氏が80年代に所沢市に転居した際、埼玉県民の自虐マインドをギャグ漫画にしたものだ。  3月19日、大阪府の吉村洋文知事が新型コロナウイルス対策の一環として「大阪・兵庫間の往来自粛」要請を公表すると、この『翔んで埼玉』をもじった「翔んで兵庫」が、にわかにツイッターのトレンド入りした。兵庫は大阪のベッドタウンというコンプレックスが背景にあるが、何よりも吉村知事の次の一言が、兵庫県民の怒りに火をつけた。 「とくに兵庫県は1人の感染者が2次感染者を生み出す平均値が1を超えている。爆発的な感染がいつ起きてもおかしくない。大阪は1を超えていない」  兵庫県のほうが感染... 「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ!」  これは19年に公開され、大ヒットした映画『翔んで埼玉』のキャッチコピーだ。もともとは原作者の魔夜峰央氏が80年代に所沢市に転居した際、埼玉県民の自虐マインドをギャグ漫画にしたものだ。  3月19日、大阪府の吉村洋文知事が新型コロナウイルス対策の一環として「大阪・兵庫間の往来自粛」要請を公表すると、この『翔んで埼玉』をもじった「翔んで兵庫」が、にわかにツイッターのトレンド入りした。兵庫は大阪のベッドタウンというコンプレックスが背景にあるが、何よりも吉村知事の次の一言が、兵庫県民の怒りに火をつけた。 「とくに兵庫県は1人の感染者が2次感染者を生み出す平均値が1を超えている。爆発的な感染がいつ起きてもおかしくない。大阪は1を超えていない」  兵庫県のほうが感染者

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