医薬経済オンライン

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あなたは何のために医療機関を訪れるのか

新型コロナで改めて問われる「MR活動」

2020年5月1日号

「本当にそれはいま必要なのか」との疑問を押し返し、自らの行為を「不要不急ではない」と証明するのは、並大抵のことではない。医療機関に足繁く通うMR活動もその類で、新型コロナウイルスの感染拡大で影を潜め、医療機関では「MRがいない」光景が日常となっている。MRは、医療を支える歯車のひとつではなかったのか。  関西で開業医を担当する国内準大手の30歳代のMRは、4月上旬から「原則在宅勤務」を会社に命じられた。普段はスーツを身にまとい、「1日数件」医療機関をはしごし、情報提供・収集活動に精を出していた。いまは「私服」が仕事着で、在宅での業務を強いられる日々が続く。  勤務時間の「6~7割」を自己学習に充て、学習動画を視聴したり、論文や本を熟読し、ノートをまとめたりして過ごすのが日課となった。残りの時間は、営業所の仲間とテレビ会議システム... 「本当にそれはいま必要なのか」との疑問を押し返し、自らの行為を「不要不急ではない」と証明するのは、並大抵のことではない。医療機関に足繁く通うMR活動もその類で、新型コロナウイルスの感染拡大で影を潜め、医療機関では「MRがいない」光景が日常となっている。MRは、医療を支える歯車のひとつではなかったのか。  関西で開業医を担当する国内準大手の30歳代のMRは、4月上旬から「原則在宅勤務」を会社に命じられた。普段はスーツを身にまとい、「1日数件」医療機関をはしごし、情報提供・収集活動に精を出していた。いまは「私服」が仕事着で、在宅での業務を強いられる日々が続く。  勤務時間の「6~7割」を自己学習に充て、学習動画を視聴したり、論文や本を熟読し、ノートをまとめたりして過ごすのが日課となった。残りの時間は、営業所の仲間とテレビ会議システムを通

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