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2020年5月1日号

新型コロナ、各国政府と民間企業がパートナーシップで研究効率化をめざす 新型コロナウイルス感染症(COVID―19)に対する治療薬開発で、各国政府と製薬企業、大学などさまざまな研究機関との協力関係が急速に進んでいる。 欧米の政府機関と大手製薬企業16社は、COVID―19に対するワクチンと新薬の開発を進める「ACTIV」(COVID―19新薬・ワクチン迅速開発パートナーシップ)という提携に踏み切った。各地域の新薬開発情報や承認決定業務を共有し、より優良な開発品に投資を集中し、治験のスピードを上げることを目的とする。米国食品医薬品局(FDA)や米国立衛生研究所(NIH)、欧州医薬品庁(EMA)などの政府機関、グラクソスミスクライン、ノバルティス、ファイザー、サノフィ、武田薬品などの大手製薬企業に加え、ワクチン開発を手がけるイボテックなどもACTIVに名を連ねる。まず有望新薬の選定や効率... 新型コロナ、各国政府と民間企業がパートナーシップで研究効率化をめざす 新型コロナウイルス感染症(COVID―19)に対する治療薬開発で、各国政府と製薬企業、大学などさまざまな研究機関との協力関係が急速に進んでいる。 欧米の政府機関と大手製薬企業16社は、COVID―19に対するワクチンと新薬の開発を進める「ACTIV」(COVID―19新薬・ワクチン迅速開発パートナーシップ)という提携に踏み切った。各地域の新薬開発情報や承認決定業務を共有し、より優良な開発品に投資を集中し、治験のスピードを上げることを目的とする。米国食品医薬品局(FDA)や米国立衛生研究所(NIH)、欧州医薬品庁(EMA)などの政府機関、グラクソスミスクライン、ノバルティス、ファイザー、サノフィ、武田薬品などの大手製薬企業に加え、ワクチン開発を手がけるイボテックなどもACTIVに名を連ねる。まず有望新薬の選定や効率的

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