茹であがる前に跳べ
ユーザー目線の価値提案とは
第7回
ピー・アンド・イー・ディレクションズ マネージャー 山田修平
2020年5月1日号
日本が高齢化社会と言われて久しい。団塊世代の多くが75歳以上を迎える25年、私たちはいったいどのような医療サービスを提供すべきなのだろうか。また、高齢者、非高齢者の求める価値ある医療サービスとは何なのか。本稿では改めて医療サービスの価値のあり方を検討していきたい。
読者諸氏は普段、病院に〝患者として”どのような価値を求めているだろうか。もちろん正解が一意に決まるものではないが、その価値の中核には良質な医療サービスがあることに異論はないだろう。では、患者は何をもって「良質」と判断するのだろうか。
図1・2はピー・アンド・イー・ディレクションズが10年と20年にそれぞれ50歳代以上の生活者500人を対象として行ったアンケート結果である。
まず、図1を見ると、多くの患者が、病院・クリニックで感動した体験とし...
日本が高齢化社会と言われて久しい。団塊世代の多くが75歳以上を迎える25年、私たちはいったいどのような医療サービスを提供すべきなのだろうか。また、高齢者、非高齢者の求める価値ある医療サービスとは何なのか。本稿では改めて医療サービスの価値のあり方を検討していきたい。
読者諸氏は普段、病院に〝患者として”どのような価値を求めているだろうか。もちろん正解が一意に決まるものではないが、その価値の中核には良質な医療サービスがあることに異論はないだろう。では、患者は何をもって「良質」と判断するのだろうか。
図1・2はピー・アンド・イー・ディレクションズが10年と20年にそれぞれ50歳代以上の生活者500人を対象として行ったアンケート結果である。
まず、図1を見ると、多くの患者が、病院・クリニックで感動した体験として
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