医薬経済オンライン

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神奈川県の役に立った湘南アイパークの「心底」

新型コロナ感染症専門の医療施設を受け入れ

2020年5月1日号

 湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク、神奈川県藤沢市)の「懐の深さ」の表れだろうか。新型コロナウイルス感染症(COVID︱19)の拡大で医療体制の整備が急がれるなか、湘南アイパークが神奈川県の要請を受け、敷地内に仮設の医療施設を受け入れることを決めた。湘南アイパークの藤本利夫ジェネラルマネジャーは、「4月初めに黒岩祐治知事から弊社CEOのクリストフ・ウェバー宛に書簡にて打診があった。医療現場に少しでも貢献したい」と経緯を明かす。 湘南アイパークは11年に武田薬品の研究所として設立。日本を代表する創薬拠点として総工費1470億円で建てられたが、肝心の新薬が出せなかった。結局、創薬拠点として立ちいかなくなり、現在は「オープンイノベーション」の場として、企業やアカデミアなどに幅広く貸し出している。いまや70企業・団体、2000人の入居者を抱える。 そんな...  湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク、神奈川県藤沢市)の「懐の深さ」の表れだろうか。新型コロナウイルス感染症(COVID︱19)の拡大で医療体制の整備が急がれるなか、湘南アイパークが神奈川県の要請を受け、敷地内に仮設の医療施設を受け入れることを決めた。湘南アイパークの藤本利夫ジェネラルマネジャーは、「4月初めに黒岩祐治知事から弊社CEOのクリストフ・ウェバー宛に書簡にて打診があった。医療現場に少しでも貢献したい」と経緯を明かす。 湘南アイパークは11年に武田薬品の研究所として設立。日本を代表する創薬拠点として総工費1470億円で建てられたが、肝心の新薬が出せなかった。結局、創薬拠点として立ちいかなくなり、現在は「オープンイノベーション」の場として、企業やアカデミアなどに幅広く貸し出している。いまや70企業・団体、2000人の入居者を抱える。 そんな施

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