激動の時代の製薬企業 その戦略と事業価値
創薬技術と展開領域で特化(協和キリン)
資源を医薬に集中
2020年5月15日号
19年7月に社名を協和発酵キリンから協和キリンに変更した。発酵の文字が抜けただけでも新しい一歩を踏み出したという印象を受ける。社名変更は製薬事業に集中し、製薬企業としての一体感の醸成とグローバルブランドの浸透を意図したためとしている。協和発酵キリンでは2社合体のイメージがそのまま残っていた。それだけでも新社名への変更は意味のあることだった。
19年に入ってからグローバル・スペシャリティファーマをめざすとして、さまざまな構造改革を実施してきた。3月にまず国内で特別希望退職の募集を実施した。単なるリストラとは違う。グローバルな事業モデルへの迅速な転換手段のひとつだった。これによってグローバル規模で戦力配置の見直しを実施している。
4月にはマネジメント体制の改革を実施した。日本、EMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)、北米、ア...
19年7月に社名を協和発酵キリンから協和キリンに変更した。発酵の文字が抜けただけでも新しい一歩を踏み出したという印象を受ける。社名変更は製薬事業に集中し、製薬企業としての一体感の醸成とグローバルブランドの浸透を意図したためとしている。協和発酵キリンでは2社合体のイメージがそのまま残っていた。それだけでも新社名への変更は意味のあることだった。
19年に入ってからグローバル・スペシャリティファーマをめざすとして、さまざまな構造改革を実施してきた。3月にまず国内で特別希望退職の募集を実施した。単なるリストラとは違う。グローバルな事業モデルへの迅速な転換手段のひとつだった。これによってグローバル規模で戦力配置の見直しを実施している。
4月にはマネジメント体制の改革を実施した。日本、EMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)、北米、アジア
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