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「世界一の食通、中国の行方」

2020年4月15日号

 中国の食文化を評して「4本足のものはテーブル以外何でも食べる」というジョークがあるほど世界一の食通とされ、それを特徴付ける食材として問題の野生生物がある。 清朝時代の宮廷料理に満漢全席なる宴会様式があり、数日間かけて100種超えの料理を堪能。現在でも、珍味メニューとして愛されている。 衝撃的なのは究極の珍味と称す「ネズミの踊り食い」だ。生まれたばかりの親指ほどのネズミの赤ちゃんを醤油や黒酢に付けて食べる。3回泣くので「3尺耳」の異名がある。 中国の全国人民代表大会は、今回のパンデミックを重くみて野生動物食習慣の根絶を決めた。だが、科学研究や薬用、展示などの例外事項があり実効性を疑問視する声が多い。 それに政府から米国陰謀論が飛び出したり、それをたしなめる学者たちを抑圧、発言撤回させる態度などですこぶる評判が悪い。 感染症はほんの小さな隙間か...  中国の食文化を評して「4本足のものはテーブル以外何でも食べる」というジョークがあるほど世界一の食通とされ、それを特徴付ける食材として問題の野生生物がある。 清朝時代の宮廷料理に満漢全席なる宴会様式があり、数日間かけて100種超えの料理を堪能。現在でも、珍味メニューとして愛されている。 衝撃的なのは究極の珍味と称す「ネズミの踊り食い」だ。生まれたばかりの親指ほどのネズミの赤ちゃんを醤油や黒酢に付けて食べる。3回泣くので「3尺耳」の異名がある。 中国の全国人民代表大会は、今回のパンデミックを重くみて野生動物食習慣の根絶を決めた。だが、科学研究や薬用、展示などの例外事項があり実効性を疑問視する声が多い。 それに政府から米国陰謀論が飛び出したり、それをたしなめる学者たちを抑圧、発言撤回させる態度などですこぶる評判が悪い。 感染症はほんの小さな隙間から漏

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