医薬経済オンライン

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自民党「医療系議員団」の羊頭狗肉

専門家と称して登場も存在感なし

2020年6月1日号

                 左から今枝氏、冨岡氏、二階氏。当初は〝医師〟議員団だった  結局、医師議員らが集まってみたところで発言力は変わらなかった。自民党の「新型コロナウイルス対策医療系議員団本部」が、すっかり勢いを失っている。  議員団が設立されたのは、緊急事態宣言の発令から1週間ほど過ぎた4月16日。あらゆる会議が中止され、廃屋のようだった自民党本部に、久しぶりの活気が戻った日となった。会議室が並ぶ党本部5階の廊下では、色とりどりのマスクを着けた医師や看護師、薬剤師などの有資格者議員らがひしめき、看板を手に代わる代わる写真撮影に応じた。「看板掛け」と呼ばれる、党の常設機関の設置イベントだ。輪の中心には、本部長に就いた医師の冨岡勉衆院議員がいた。 「我われは、医師で政治家でサイエンティス...                  左から今枝氏、冨岡氏、二階氏。当初は〝医師〟議員団だった  結局、医師議員らが集まってみたところで発言力は変わらなかった。自民党の「新型コロナウイルス対策医療系議員団本部」が、すっかり勢いを失っている。  議員団が設立されたのは、緊急事態宣言の発令から1週間ほど過ぎた4月16日。あらゆる会議が中止され、廃屋のようだった自民党本部に、久しぶりの活気が戻った日となった。会議室が並ぶ党本部5階の廊下では、色とりどりのマスクを着けた医師や看護師、薬剤師などの有資格者議員らがひしめき、看板を手に代わる代わる写真撮影に応じた。「看板掛け」と呼ばれる、党の常設機関の設置イベントだ。輪の中心には、本部長に就いた医師の冨岡勉衆院議員がいた。 「我われは、医師で政治家でサイエンティスト

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