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2020年6月1日号
ASCOに向け、抗がん剤の最新データ報告始まる
5月29日から開催される米国臨床腫瘍学会(ASCO)は、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の影響からバーチャルで開催される。
米アロジーンセラピューティクスと仏セルビエは抗CD19アロジェネイックCAR―T療法「ALLO―501」の第Ⅰ相初期データを報告し、安全性、有効性を示していることを明らかにした。CD52をターゲットとする抗体製品「ALLO―647」との併用療法で、再発性難治性非ホジキンリンパ腫への治験が進行中。第Ⅰ相には再発性難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫及び濾胞性リンパ腫の患者が参加し、ALLO―647の安全性と用量漸増による忍容性の評価が行われている。
最初の評価対象となった低用量投与群9人のうち3人が完全寛解、4人が部分寛解に達し、全応答率は78%に至ったと分析された。また、好中球減少...
ASCOに向け、抗がん剤の最新データ報告始まる
5月29日から開催される米国臨床腫瘍学会(ASCO)は、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の影響からバーチャルで開催される。
米アロジーンセラピューティクスと仏セルビエは抗CD19アロジェネイックCAR―T療法「ALLO―501」の第Ⅰ相初期データを報告し、安全性、有効性を示していることを明らかにした。CD52をターゲットとする抗体製品「ALLO―647」との併用療法で、再発性難治性非ホジキンリンパ腫への治験が進行中。第Ⅰ相には再発性難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫及び濾胞性リンパ腫の患者が参加し、ALLO―647の安全性と用量漸増による忍容性の評価が行われている。
最初の評価対象となった低用量投与群9人のうち3人が完全寛解、4人が部分寛解に達し、全応答率は78%に至ったと分析された。また、好中球減少、
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