医薬経済オンライン

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かかりつけ医が死亡率増を招くのか

COVID―19の医療体制を検証する

2020年6月15日号

 新型コロナウイルス感染症(COVID―19)は世界中で猛威を振るっている。中国から東アジア、欧州、米国に続き、現在は中南米やアフリカへと拡大している。世界保健機関(WHO)は、パンデミックはまだ終わっていないと警鐘を鳴らし続けている。一方、中国は「白書」を刊行して、自国のCOVID―19対策を自賛している。  翻って日本は安倍晋三政権によるアベノマスクの失態、休業要請をした飲食店などに対する支援の遅延など問題は山積しているものの、東京都以外では収束している。3月下旬には日本も米国並み(とくにニューヨーク)のパンデミックが起こる、医療が崩壊する、PCR検査を受けさせるべきなど、大騒ぎだった。現在では欧米でも「日本はなぜこんなに死亡者数が少ないのだ」などと不思議がられるあり様だ。  とはいえ第2波、第3波の発生の可能性に身構えている日々が続い...  新型コロナウイルス感染症(COVID―19)は世界中で猛威を振るっている。中国から東アジア、欧州、米国に続き、現在は中南米やアフリカへと拡大している。世界保健機関(WHO)は、パンデミックはまだ終わっていないと警鐘を鳴らし続けている。一方、中国は「白書」を刊行して、自国のCOVID―19対策を自賛している。  翻って日本は安倍晋三政権によるアベノマスクの失態、休業要請をした飲食店などに対する支援の遅延など問題は山積しているものの、東京都以外では収束している。3月下旬には日本も米国並み(とくにニューヨーク)のパンデミックが起こる、医療が崩壊する、PCR検査を受けさせるべきなど、大騒ぎだった。現在では欧米でも「日本はなぜこんなに死亡者数が少ないのだ」などと不思議がられるあり様だ。  とはいえ第2波、第3波の発生の可能性に身構えている日々が続いて

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