医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

中川新会長という冒険的な選択

日医・横倉体制8年の「安全運転」との決別

2020年7月1日号

「選挙で本当に疲れた。途中で倒れるかと思った。1日、2日ぼーっとしたい」  6月27日、日医会長選挙で現職の横倉義武氏を破り、初当選した中川俊男氏は就任記者会見を終えると、本誌などにそうこぼした。  横倉氏対中川氏。正・副会長の一騎打ちとなり、まさに全国の医師会を二分するし烈な選挙戦だった。横倉氏は6月1日の出馬表明時、本誌の問いに「さわやかな選挙戦にしたい」と語っていたが、まったくそうならなかった。  選挙の1週間ほど前の段階で、両陣営の票読みはともに200票程度。足し合わせれば400票で投票権のある全国の代議員数(372人)を上回ってしまう。怪文書が飛び、代議員個人レベルでの激しい切り崩しが繰り広げられた。腹の探り合い、化かし合いで両陣営が神経をすり減らす、日医会長選史上まれにみる激戦となった。  開票結果... 「選挙で本当に疲れた。途中で倒れるかと思った。1日、2日ぼーっとしたい」  6月27日、日医会長選挙で現職の横倉義武氏を破り、初当選した中川俊男氏は就任記者会見を終えると、本誌などにそうこぼした。  横倉氏対中川氏。正・副会長の一騎打ちとなり、まさに全国の医師会を二分するし烈な選挙戦だった。横倉氏は6月1日の出馬表明時、本誌の問いに「さわやかな選挙戦にしたい」と語っていたが、まったくそうならなかった。  選挙の1週間ほど前の段階で、両陣営の票読みはともに200票程度。足し合わせれば400票で投票権のある全国の代議員数(372人)を上回ってしまう。怪文書が飛び、代議員個人レベルでの激しい切り崩しが繰り広げられた。腹の探り合い、化かし合いで両陣営が神経をすり減らす、日医会長選史上まれにみる激戦となった。  開票結果は

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence