医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

医療機関、大幅収入減の「異常ぶり」

5月は未曽有の事態、先行き不安の経営者

2020年7月1日号

 緊急事態宣言が発令された4月7日。以前から「安倍晋三首相が宣言する」と各メディアが報道したこともあって、その日受診予定だった、ある慢性疾患患者は、医師から「早めに薬を出しますので、(4月)3日に来院してください」と連絡を受けた。そして、来院時には「6月いっぱいまで様子を見ましょう」と告げられた。宣言も解除され、6月中旬になると、今度は病院事務員から「7月に来てください」と電話があったという。  東京都を中心に新型コロナウイルス感染者の増加傾向は続くものの、日本の社会は宣言前の生活に何とか戻そうと、動き始めている。それは医療機関とて例外ではない。  周知のように新型コロナウイルス対策に追われた医療機関は、感染者数が急増した3月中旬以降、例えば病院は手術を延期し、診療所は外来機能の抑制するなど、院内感染を防ぐための手段を講じ...  緊急事態宣言が発令された4月7日。以前から「安倍晋三首相が宣言する」と各メディアが報道したこともあって、その日受診予定だった、ある慢性疾患患者は、医師から「早めに薬を出しますので、(4月)3日に来院してください」と連絡を受けた。そして、来院時には「6月いっぱいまで様子を見ましょう」と告げられた。宣言も解除され、6月中旬になると、今度は病院事務員から「7月に来てください」と電話があったという。  東京都を中心に新型コロナウイルス感染者の増加傾向は続くものの、日本の社会は宣言前の生活に何とか戻そうと、動き始めている。それは医療機関とて例外ではない。  周知のように新型コロナウイルス対策に追われた医療機関は、感染者数が急増した3月中旬以降、例えば病院は手術を延期し、診療所は外来機能の抑制するなど、院内感染を防ぐための手段を講じてき

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence