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2020年7月1日号

遺伝性貧血症治療で注目の成果出る  欧州血液学会は6月11〜14日、バーチャル形式で総会を開催した。遺伝病の血液疾患である鎌状赤血球症治療に対し、初期段階だが、有望な研究成果が複数報告され、関心を集めた。  米イマラは、開発中のPDE9阻害剤「IMR687」の鎌状赤血球症に対する前期第Ⅱ相の中間分析で好結果を得たと発表した。IMR687は1日1回投与の経口薬。治験は24週時点で単独療法とヒドロキシウレアとの併用療法の双方でプラセボと比較し、安全性、忍容性を確認した。低血圧症、好中球減少症の発症も双方で認められなかった。  被験者にはIMR687を16週から24週の間、1日1回投与した。単独投与群は100㎎群、200㎎群に分け、併用群はヒドロキシウレアとともにIMR687を初めの1ヵ月は50㎎、その後100㎎に増量し、プラセボと比較した。  中間分析... 遺伝性貧血症治療で注目の成果出る  欧州血液学会は6月11〜14日、バーチャル形式で総会を開催した。遺伝病の血液疾患である鎌状赤血球症治療に対し、初期段階だが、有望な研究成果が複数報告され、関心を集めた。  米イマラは、開発中のPDE9阻害剤「IMR687」の鎌状赤血球症に対する前期第Ⅱ相の中間分析で好結果を得たと発表した。IMR687は1日1回投与の経口薬。治験は24週時点で単独療法とヒドロキシウレアとの併用療法の双方でプラセボと比較し、安全性、忍容性を確認した。低血圧症、好中球減少症の発症も双方で認められなかった。  被験者にはIMR687を16週から24週の間、1日1回投与した。単独投与群は100㎎群、200㎎群に分け、併用群はヒドロキシウレアとともにIMR687を初めの1ヵ月は50㎎、その後100㎎に増量し、プラセボと比較した。  中間分析の結

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