広がる医療機関とＭＲの「距離感」

想像を遥かに超える第２波での対応

2020年7月15日号

リモートが中心、遠のく対面　新型コロナウイルス感染症（COVID―19）の感染拡大が一息つき、6月19日から全国各地への移動制限が解除された。ところが、それから20日後の7月9日に、東京都の感染者数が200人を超え、大阪府でも12日に独自の「大阪アラート」で黄色信号を点灯した。経済活動を再開した企業とその従業員の心に暗い影を落としている。　東京・中央区に集まる製薬企業の最寄り駅である総武快速線の新日本橋駅。改札を出て左方面に歩くと、駅員が自作した、新型コロナに負けないなどという応援メッセージが添えられたポスターが貼られている。「ここは医薬品をつくる会社が集まっています。頑張っています」と製薬企業にエールを送るポスターもあった。だが、エールを受けた製薬企業はCOVID―19を前に悪戦苦闘する日々を送っている。　久しぶりに日本... リモートが中心、遠のく対面　新型コロナウイルス感染症（COVID―19）の感染拡大が一息つき、6月19日から全国各地への移動制限が解除された。ところが、それから20日後の7月9日に、東京都の感染者数が200人を超え、大阪府でも12日に独自の「大阪アラート」で黄色信号を点灯した。経済活動を再開した企業とその従業員の心に暗い影を落としている。　東京・中央区に集まる製薬企業の最寄り駅である総武快速線の新日本橋駅。改札を出て左方面に歩くと、駅員が自作した、新型コロナに負けないなどという応援メッセージが添えられたポスターが貼られている。「ここは医薬品をつくる会社が集まっています。頑張っています」と製薬企業にエールを送るポスターもあった。だが、エールを受けた製薬企業はCOVID―19を前に悪戦苦闘する日々を送っている。　久しぶりに日本橋

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