医薬経済オンライン

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世界が鎬を削る「コロナ・ロボット」開発

国内先頭を走る医療産業都市・神戸

神戸市議会議員 元国会議員政策秘書 岡田裕二

2020年7月15日号

 3月7日、新型コロナウイルスの発生源である中国武漢の病院に、医療スタッフの代わりにロボットを配備した臨時病棟ができた。ロボットの仕事は、患者に食事と飲み物、薬を提供し、病棟を消毒することである。医療スタッフは病棟の外で、患者が腕に着用した脈拍と体温測定センサーが送信する情報をスクリーンで確認し、ロボットにリモートで指示を出す。ロボット病棟を設置した理由は、医療スタッフをコロナ感染の危険から保護するためだ。  新型コロナ禍が、人類を未知の実験場へ押し進めている。通常であれば数年がかかることが、新型コロナ危機を契機に一挙に行われている。一方でオンラインを利用した在宅勤務・遠隔授業が、他方でロボット・人工知能を用いた病院内の自動化作業が、といった具合だ。  人類がロボットを使う理由は、第1に作業の速度向上のため、第2に力と...  3月7日、新型コロナウイルスの発生源である中国武漢の病院に、医療スタッフの代わりにロボットを配備した臨時病棟ができた。ロボットの仕事は、患者に食事と飲み物、薬を提供し、病棟を消毒することである。医療スタッフは病棟の外で、患者が腕に着用した脈拍と体温測定センサーが送信する情報をスクリーンで確認し、ロボットにリモートで指示を出す。ロボット病棟を設置した理由は、医療スタッフをコロナ感染の危険から保護するためだ。  新型コロナ禍が、人類を未知の実験場へ押し進めている。通常であれば数年がかかることが、新型コロナ危機を契機に一挙に行われている。一方でオンラインを利用した在宅勤務・遠隔授業が、他方でロボット・人工知能を用いた病院内の自動化作業が、といった具合だ。  人類がロボットを使う理由は、第1に作業の速度向上のため、第2に力と体力

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