「コロナ減収」が最も深刻な診療科は?
日医・中川新会長肝煎り「安心マーク」の心許なさ
2020年8月1日号
「日医君」を中央に据えた「みんなで安心マーク」
新型コロナウイルス感染症の影響により、全国で初めて医療機関が倒産する事例が発生した。岡山県真庭市の「岸本整形外科医院」で、外来患者の減少を受けて7月21日に自己破産を申請した。
帝国データバンクによると、65年に創業し、有床診療所として続けてきたが、慢性的な看護師不足に陥り、最近は外来診療のみを行っていた。それに伴う収入減、施設・設備に対する借入金が重荷となり、厳しい資金繰りを余儀なくされるなか、3月以降の新型コロナの感染拡大で患者数が減少。4月以降の収入は前年の同じ時期と比べると約2割減り、事業の継続が困難になったという。
関西の保険医協会の関係者が危機感を露にする。
「倒産手前の“予備軍”の病院・診療所が、全国的に増えているのが現状だろう」
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「日医君」を中央に据えた「みんなで安心マーク」
新型コロナウイルス感染症の影響により、全国で初めて医療機関が倒産する事例が発生した。岡山県真庭市の「岸本整形外科医院」で、外来患者の減少を受けて7月21日に自己破産を申請した。
帝国データバンクによると、65年に創業し、有床診療所として続けてきたが、慢性的な看護師不足に陥り、最近は外来診療のみを行っていた。それに伴う収入減、施設・設備に対する借入金が重荷となり、厳しい資金繰りを余儀なくされるなか、3月以降の新型コロナの感染拡大で患者数が減少。4月以降の収入は前年の同じ時期と比べると約2割減り、事業の継続が困難になったという。
関西の保険医協会の関係者が危機感を露にする。
「倒産手前の“予備軍”の病院・診療所が、全国的に増えているのが現状だろう」
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